太鼓を通しての人の道
他人や自分のための価値や意味を作り出す経験をしていくなかで、それぞれの自立、自由を発展させて行く事。
別の言い方をすると、自分や他人のクオリティー高い人生を目指してsavoir-être ( How to Be, Be-Knowlage)を勉強して行く事、太鼓の技術のみでなく当センターではそこにも重点を置いています。
和太鼓は人間の創造性を表現そして具体化、具現化していく一つのテクニックです。
和太鼓は私たちの内面に有るものを他人に対して表現して伝えるのに一役買う事が出来ます。
ではもし、私たちの内面が恐怖であったり、安心出来ないものであったり、批判であったり、ストレスであったりしたらばどうでしょうか。それらを他人に伝えますか?
果たして、私たちは本当にそんなものを表現して行きたいのでしょうか?
この質問に全面的に答えて行くために当センターでは定期的なセッションを太鼓のレッスン以外に行います。
大切なのはそれぞれが常に自分自身に望みを実現して行く手段を与え、最善を尽くすことです。それも、ギスギスした気持ちでやっていっても誰もそんなものは見たく有りませんから、本人が一番楽しみながら、寛大な気持ちでありながら前へ進んで行く必要があります。
しかしこの双方のバランスを取って行く事は簡単では有りません。
そのために、このセッションをご用意しました。楽しく、和気あいあいと表現して行きながらも、どのように自分の内面を伸ばして行くか、どのようにさらにステップアップした太鼓の表現を人々に伝えて行くか、表面だけではない深い部分での成長を選んで行く事で、太鼓の技術のみに囚われない全体的な向上を目指して行きます。それがひいては、テクニック、ミュージックセンス、身体センスを飛躍的に効率的に身につけて行くことになります。
セッションは当センターの会員(大人)に向けて毎月初めに一回2時間半という単位で行われます。